かぎっこ

鍵っ子の子供が鍵をなくしてしまうということがあります。

この日連絡があったのは夜11時過ぎのことでした。
娘が鍵をなくしてしまって家に入れないと連絡がありました。
指定された集合住宅の現場まで向かいますと小学校4年生くらいの女の子が座って待っていました。声をかけてみると案の定依頼者の娘さんだということがわかりました。
娘が、とは言われましたがまさかこんなに小さな子供だとは思いませんでした。夜中家に入れずさぞかし心細かったでしょう。

早く家を開けてあげたいところですが、依頼者で身元確認をする親御さんが仕事をしていてなかなかやってきません。

なんでも女の子が塾に行く前に母親が外出し、娘が家を出るときに鍵をかけたのですが出かけた先で鍵をなくしてしまったということでした。

お母さんの方は娘が鍵を持っているからと鍵をもって出かけなかったのだそうです。

待つこと一時間・・・ようやくお母さんがやってきました。
なんとか家をあけることができて二人は家の中に入る事ができました。

親御さんが仕事をしている家庭だとどうしても子供に鍵を持たせることになり、このようなトラブルが発生してしまいます。
子供だから仕方のないことですので万が一に鍵を紛失したときの対応の仕方なども教えておく必要があると思います。